米中首脳会談の不透明感と市場への影響

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【Bloomberg】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-05/ONX0RJ6JTSEF01
【産経】
http://www.sankei.com/world/news/170405/wor1704050035-n1.html
【株探ニュース】
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201704050531
今回の米中首脳会談の焦点は2つある。ひとつは対北朝鮮対策。もうひとつは貿易不均衡是正の話だ。トランプ大統領の政策は、何と言っても「米国民第一主義」である。その一方で、習近平国家主席は「現体制の維持」が至上命題となっている。その両者の思惑が、どのような結果を生み出すかが、最大の注目ポイントとなっている。

トランプ大統領の「中国観」は、恐らく「極東で傍若無人な振る舞いをする急成長の大国」というイメージだろう。そして「自国優先主義の為替操作国」という認識を持っているに違いない。なので、今回の首脳会談では、これを是正する動きを促すと思われる。米国民にとって有利になるように、中国を「諭す」というわけだ。

そのカードとして使われるのが「北朝鮮」。「中国のお隣で戦争を起こすぞ」と脅しているのである。なので、中国としては「それだけは勘弁」とばかりに、米国に譲歩するに違いない。対北朝鮮対策として、エネルギー支援を暫定的にストップ。貿易不均衡に関しては、一定の通商条約を結ばざるを得ないと考える。それが中国景気の減速に結びつくのであれば、中国バブルの崩壊のきっかけとなるかもしれない。それがマーケットとしては大きなリスクであり、極東での地政学的リスクの高まり、そして中国バブルの崩壊という2つのリスクを抱えることになる。そのような意味で今回の米中首脳会談の行方は重要であり、場合によっては「パンドラの箱」が開いてしまうかもしれない。

そもそもこうなったのは、トランプ氏が「支配者」が選出した大統領ではないからだ。これまでは支配構造の維持のために、米大統領は彼らの「操り人形」が選ばれていた。それは本来ならば「ヒラリー」だったわけだが、それがコトもあろうことか「トランプ」になってしまった。これが「混乱の始まり」となっている。

我々は昨秋のトランプ大統領誕生のときに、初期反応として「売り」を選択した。しかし、その後は「トランプラリー」と称して、株価は上昇に転じた。なので、ここにきて、改めて「初期反応が正しかった」ことを再確認することになるのだろう。「トランプ大統領によって、これまでの秩序、ルールが乱される」――そう認識しなければならない。ただ、これらの現象は「創造的破壊の第一歩」という認識。正しい方向に向かっていると思われる。

 

 

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