ドル反発で米指標堅調で6月利上げの可能性

ブログ:黒岩が斬る!!

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【ロイター】
http://mcaf.ee/7dbcg3

そもそも、米FRBが利上げを急ぐ理由はただ一つ。「ドル防衛」である。リーマンショック以降、量的緩和(QE)によって膨らんだFRBのバランスシートを覆い隠すため、「利上げ」という単純な金利政策によってドルを守ろうとしている。足元では経済指標の好調さもあり、利上げ環境は整っていると判断。「6月利上げ」は濃厚となりつつある。

当然、お金は「金利の高い方」へと流れる傾向があることから、FRBによる利上げはドル高・円安要因となる。これが足元の円安歩調を支えているのだ。

もし、6月利上げが実施されなくても、市場は「早期利上げ」を想定しており、この点でのドル安・円高歩調には変化はない。日銀の金融政策に変化がない限り、短期の金利裁定は「ドル高・円安」に働きやすいのだ。

ただ、中長期の視点でみると、ドル高・円安は約束されたものではない。なぜならば、日本が経常黒字を積み上げる一方で、米国は常に経常赤字となっているからだ。この差があとになって響いてくる。また、物価の面においても、円高・ドル安が進みやすくなっている。これがボディーブローのように為替市場に響いてきて、いずれ円相場は1ドル=100円を切るような円高になるのだろう。そういった前提で見る必要がある。

だから、足元の米利上げは日本株にプラスに作用する可能性は高いが、中長期的には為替は日本株に対して強いマイナスのインパクトを与える公算が大きい。その点を留意しておきたい。

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