中東・カタール国交断絶と英国総選挙を前に心しておく事

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【WSJ カタール国交断絶記事】
http://jp.wsj.com/articles/SB10372492675706814214504583189914160888692
【Bloomberg 英国総選挙記事】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-06/OR43I76VDKHS01

中東6か国のカタールとの国交断絶は衝撃だったが、これはイスラム教スンニ派のリーダー格サウジからみれば当然の話なのだろう。

そもそもイスラム教はスンニ派とシーア派で対立色が強まっている。スンニ派の代表はサウジで、シーア派はイランといった感じだ。カタールはスンニ派なのだが、これがなかなかサウジの言うことを聞かない。なので、見せしめとして国交断絶となったのだ。

そのきっかけとなったのが、トランプ大統領の中東訪問。イスラム過激派を批判する内容が多かったことから、彼らを支援し、シーア派のイランとも仲の良いカタールが矢面に立ったのだ。「オレ(サウジ)の言うことを聞かないと、カタールのような目に遭うぞ」と脅しているのである。

でもこれがすぐに中東の不安定な情勢につながるかと言えば、そうはならないだろう。カタール一国ですぐに何かできるわけでもないことから、最終的にはカタールが折れる形で、事態は収束するのだと思われる。今のところ株価への影響は限定的と考えたい。

一方、英総選挙に関してだが、これも大きなイベントリスクにはならないと考えたい。そもそも英ブレグジットは決まっており、問題なのは、「ハード」なのかそれとも「ソフト」なのかという話。もし、与党保守党が勝つような展開となれば、メイ首相の政治基盤が強化されるということで「ハード」が選択されるのであろう。

逆に野党・労働党が勝つような展開となれば、「ソフト」が選ばれ、これは市場は好感するに違いない。政治リスクは高まるが、株価は上方向で反応すると考えたい。

問題なのは、「ハングパーラメント(宙づり議会)」となったときだ。2大政党がどちらも過半数に届かなかったときには、連立政権を模索することになる。政治が極めて不安定になる可能性があり、このとき株価は下方向に動くだろう。

ただ、中東情勢の緊迫化、英総選挙、いずれも投資家が過度に警戒している面は否めない。米コミー前FBI長官の議会証言を含めて、イベントが通過すれば、それなりの安心感が出てくると思われる。チャートが強気形状を維持している以上、安い局面は押し目買いで対処しなければならない。

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