北朝鮮ミサイル日本上空を通過…リスクオフムード高まる

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【Bloomberg~北朝鮮がミサイル発射~】
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/28/kitachosengamisairuhassha-nipponjokuwotsukashitamoyo_a_23188585/

 

世界で何か起こったときに、真っ先に考えなければならないのが、「誰が儲かるのか」ということである。今回の北朝鮮のミサイル発射によって、日本のアラートシステムが発動、そしてマスコミが過剰に反応した。国民は「北朝鮮のミサイル怖い」とおびえ始めている。

国民が目線からすれば、「PAC3などの迎撃ミサイルを増強すべきではないか」突き詰めれば「日米安保を強化した方が良いのではないか」という発想になりがちだ。当然、北朝鮮の脅威が高まれば高まるほど、米軍産複合体は日本に「防衛システム」を売りやすくなる。米国の軍需産業が儲かるというわけだ。

同時に安倍政権にとって、北朝鮮のミサイル発射は「救世主」である。「モリ・カケ問題」の追及が続いているなか、北朝鮮に国民の視線を転換させることができるからだ。そして安倍政権の対米隷属、軍国主義的な考え方に賛同する国民も増えることだろう。米防衛システムを購入する予算も通りやすくなり、関係者は万々歳なのである。「北朝鮮よ。もっとミサイルを撃ってくれ」という声も聞こえてきそうだ。

米国では先日、トランプ大統領がバノン氏を更迭した。北朝鮮攻撃に反対だったからであり、トランプ政権は急速に「好戦派」に傾きつつある。9月末にはを米債務上限期限を迎える。トランプ政権が議会に債務上限を引き上げてもらうために、妥協せざるを得ない状況となりそうなのだ。その結果、一層、議会(共和党好戦派)の意見に傾きやすくなるだろう。そういった意味で北朝鮮攻撃は「軌道に乗った」と言え、来春くらいにそれは実行されるのであろう。あとは北朝鮮を兵糧攻めにして「暴発」を待つだけ。暴発しなければ得意の「自作自演」を行うまでである。株価は「戦争の足音」に戦々恐々、当然、下落しやすくなる。

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