注目のEV・リチウムイオン電池関連~日産自動車が東風汽車とEV開発~

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【時事通信~日産、19年にも中国専用EV東風汽車と~】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082900980&g=eco

 

これから世界の主流となるのが電気自動車である。ガソリン車やディーゼル車では排ガス問題があるが、電気自動車にはそれはない。クリーンな移動手段として、シェア拡大が見込まれるのだ。同時にビッグデータをAIで分析するIoTの時代には、その動力源として電気が最適。自動運転技術の向上と相まって、電気自動車が普及することは間違いないだろう。

そのようななかでの日産が、中国企業と共同開発に乗り出した。中国企業と組むメリットは、リチウムイオン電池の部材を安く調達できるメリットがあるからだ。

そもそも電気自動車の弱点は、航続距離と充電拠点の数である。安くて性能の良い電池が開発できれば、一気に普及するメドが立つのだ。中国系新興企業には、このような潜在的な能力を持った企業が数多く存在する。電気自動車の部材の数はガソリン車などに比べて少なく、参入障壁も低い。中国で開発するメリットはそこにあると思われ、「ゴーン氏の英断」ということになるのだろう。

なので、それに関連する銘柄は何か、ということだが、むしろ日本企業には逆風が吹く可能性が高い。将来的には自動車業界はAIを得意とするグーグルをトップとしたピラミッド型の階層組織(ヒエラルキー)が確立することになる。そのなかで日産が中国企業と共同開発するということは、「下請け組織の強化」である。最終的に車製造メーカーとして生き残るための「苦肉の策」でもあるのだ。投資家の視点としては、「リチウムイオン電池」という細部にこだわるのではなく、全体像を見るように心掛けたい。

 

 

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