北朝鮮が水爆実験を敢行、迫りくる戦争について

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【NHK~トランプ大統領「敵意で満ちあふれ」~】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170903/k10011125381000.html
【毎日新聞~安保理追加制裁 石油禁輸が焦点~】
https://mainichi.jp/articles/20170904/k00/00m/030/119000c

 

 

 

北朝鮮の核実験は約1年ぶり。日本でも速報が流れたほど、国際社会に緊張感を与えるものだ。しかも、今回は「水爆実験」とされており、これまでの「原爆」とはちょっと違うもの。威力も格段に増しており、「北朝鮮の脅威」を改めて誇示した格好となっている。

そもそも水爆は、原爆をよりグレードアップさせたもの。原爆で生じるエネルギーを使って、水素(重水素)を「核融合」させたものだ。原爆は「核分裂」であることから、「核分裂」→「核融合」という二段階方式になっている。その分、技術面では難しく、より大きなエネルギーが生じることができる。

北朝鮮が先のICBMとみられるミサイルの発射実験を成功し、そして今回、より強力は水爆実験を成功させた。つまり、「米本土に届く大量破壊兵器」を手に入れたことになり、当然、米国にとっては看過できない事象となっている。トランプ大統領が強い口調で非難するのは当然であり、北朝鮮も米国との対話を引き出すための道具としてそれなりの成果を感じているだろう。

だが、北朝鮮という国は、米国にとって生かされている国。やろうと思えば「瞬殺」できる国であり、そのカードを温存してきた経緯がある。

しかし、今回の一件において、「レッドライン」は完全に越えており、米国はもはや許容できないだろう。国際社会の認識としても、「抹殺すべき」と考えており、米中ロの大国がいよいよ動き出すことになりそうだ。

対北朝鮮への経済制裁はその準備であり、北朝鮮の「暴発」を誘発するものだ。在韓米軍や周辺海域にいる米艦船などに攻撃を加えることになれば、「戦争の導火線」に火がつくことになる。

これまで何度も申し上げているが、当然、そこに必要となるのは「自国民(米国民)の被害」である。国民感情を盛り上げ、対北朝鮮攻撃を正当化する世論形成が必要となるのだ。当然、国際的な「大義名分」も重要となってくる。一種の「ショックドクトリン(真の変革は危機によってのみ可能)」を使って、北朝鮮を制圧することになるのだ。今回の核実験によって「戦争の足音」はより大きくなったと言えよう。もちろん「近くの戦争」は日本株にとってマイナス要因である。

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