NATOは北朝鮮へ圧力強化も、日露首脳会談では溝

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【ロイター~北朝鮮への圧力強化を、NATOが声明~】
https://jp.reuters.com/article/nato-north-korea-idJPKCN1BI0E5
【日経新聞~北朝鮮「緊密に連携」 圧力強化では溝 ~】
http://jp.reuters.com/article/russia-japan-kp-idJPKCN1BI2YJ
そもそもNATO(北大西洋条約機構)は戦後、欧米で結成された軍事同盟である。アメリカがその中心的な役割を果たしており、ソ連を中心とする東側諸国に対抗するために作られた。それが現在では北朝鮮に対する軍事同盟的な役割を果たしており、アメリカはまずはNATO同盟そして国連同盟という形での発展を狙っているのであろう。

それに対してロシアや中国はいまのところ冷静だ。北朝鮮と極東地域で経済的なつながりがあることが要因となっており、「米国のすぐにでも軍事行動」に異を唱えている。実際、ロシアや中国は北朝鮮と地続きになっており、いざ戦争となれば難民の流入などが予想される。遠く離れたアメリカと事情が違うのである。

だが、アメリカが国際的な包囲網を広げるなかで、ロシアや中国はどこかで妥協せざるを得ないだろう。なぜならば、北朝鮮の核・ミサイル技術の進歩を放置しておくと、いずれは自分の首元にナイフを突きつけられる可能性があるからだ。なので、現段階では「北朝鮮攻撃に反対」の意を表しているロシア・中国も、いずれは国連決議にしたがって容認せざるを得なくなる。それがメインシナリオだろう。

当然、いったん「北朝鮮を攻撃する」と決めれば、それぞれの国が自国の利益を最優先することになる。北朝鮮に眠る豊富な天然資源を巡って、争いが起こるはずだ。少しでも権益を増やすために、積極的に北朝鮮攻撃に加担せざるを得なくなる。その交渉を米中ロが水面下で行っているとみる。

だから、いずれ「近い戦争」が起こることになり、投資家は「暴落」に備えなければならない。米国の軍事力からすれば、北朝鮮を抹殺するには1時間もあれば十分だ。しかし、米軍産複合体の要望により、武器や弾薬の大量消費を行わなくてはならない。北朝鮮の地で「在庫一掃セール」が行われるのだ。したがって、核爆弾の投下などという荒っぽい真似はしないだろう。地上部隊を送り込み、真綿で首を絞めるようにジリジリと平壌に向かっていく。湾岸戦争のような持久戦を狙っていると思われる。株価は長期化する戦争を嫌気して、下値模索の動きが続くだろう。

もちろん米国からの先制攻撃はご法度だ。戦争開始には必ず自国民の被害が必要であり、今はそれを待っている状態。国際的、経済的に北朝鮮を追い詰め、暴発を待っているのだ。そのための国連安保理、NATOであり、一時的に味方役を演じているロシア・中国なのである。役者が揃ったことで、「開演」はもう間もなくとなる。

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