[質問]東芝(6502)は440円まで上がる理由はありますか?

教えて!!黒岩先生

[質問全文]
いつも参考にさせて頂いてます。ビギナーの投資家です。Yahoo!ファイナンスで今週予想されていた東芝の「買い」ですが、先生のご見解にあった440円までに至る理由はチャート以外にはあるのでしょうか?日米韓連合へと半導体事業の売却を進めている事など、また、それがどうなるのかなど、素人ゆえ、先行きが見えないので、是非教えて頂ければ幸いです。(by 素人株好き 様)

[回答]

ご質問ありがとうございます。

東芝にとって「生命線」になっているのが、東芝メモリの売却――それ一点となります。この東芝メモリを2兆円程度で売却しなければ、会社の死活問題に関わるからです。もし、来年の3月末までに債務超過を解消しないと、上場廃止となる可能性が高まります。

当然、上場廃止=経営破綻ではないことから、東芝株の価値は残ることになります。しかし、仮に上場廃止となれば、会社としての社会的信用は失墜し、東芝の株主は自由に売買する場所も奪われます。東芝株の価値が低下することは避けられず、株主は「それだけは回避してほしい」と思っていることでしょう。

そういった事情からも、東芝の経営陣は「究極の選択」をしなければなりません。ウエスタンデジタル(WD)に訴えられて、東芝メモリを売却できず、社会的信用を失うのか。それとも彼らの言うことを聞いて経営権を奪われるリスクを許容するのか。さもなければ、第三者に救済してもらい、延命するのか・・・。

現時点でもっとも有力なのが、やはりWD陣営と言わざるを得ません。それは、彼らが「多くのカード」を持っているからです。交渉上、優位に立っており、最終的には彼らの言うことを聞かざるを得なくなると考えます。

具体的に米独禁法を回避するスキームを提示しており、法律的には問題ないでしょう。焦点となるのは、やはり将来的な経営権を誰が握るのか、ということになります。当初の持ち株比率は低くても、最終的に社債を株式に転換したり、米ファンドから株式を購入することになれば、WDの持ち株比率は自ずと高まります。さらに市場で追加購入すれば、経営権を奪うことも難しくはないでしょう。それを東芝の経営陣が嫌がっているのです。

しかし、もう時間はありません。最終的にはWDの提示した案に若干修正を加えた妥協案で走らざるを得ないでしょう。そういったシナリオが決定すれば、株価は「生き残り」を好感して、買いが優勢となることが予想されます。特に東芝株はカラ売りが大量に入っており、踏み上げ相場が期待できるのです。チャート上でも上方が真空地帯となっており、「止まる場所」がありません。なので、上値メドとして窓上限である440円が有力視されるのです。場合によっては、これ以上の大相場もあるかもしれません。

 

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