[参考URL]
【毎日新聞~TPP11大筋合意、米国復帰前提で一致~】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00000002-mai-bus_all
米国を除く11か国によるTPP合意は、いわば「トランプ後」を見据えたものだ。いわゆるグローバリストは、「世界統一政府」「統一通貨」を目指しており、その流れのなかにTPPが存在している。基本的には「自由貿易協定」であり、お互いの関税を取り払おうというのが主な目標。従来ならば米国中心のTPPのハズだったが、トランプ大統領の出現で頓挫。それでも、復活に向けて、準備をしておこうという流れになっている。「ポストトランプ」で実現すれば良いということになる。
もちろん、このTPPというのは、恐ろしい毒薬条項が含まれている。いわゆる「ISD条項」というヤツであり、国の主権を脅かすものだ。多国籍企業の利益を第一に考え、政府は蔑ろにされている。もし、日本で外国企業が不利益を被れば、日本政府を訴えることができるというシロモノだ。政府より企業が上に位置していることになる。
いま、グローバリストとナショナリストの戦いが続いている。ただ、トータル的にはグローバリストがやや優勢であり、いずれ米国はTPPに加盟するのであろう。仮にTPPという名前ではなく、違う形での貿易協定を結んでいる可能性もある。TPP11が存在しているということは、トランプ失脚を暗に願っているのと同じ。ロシア疑惑はその典型であり、トランプ大統領は常に攻撃されている。その戦いの行方が、TPPの将来を決めるということだ。
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