首相、米朝韓国特使に協力を約束、今後の展開は?

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【日テレニュース~首相、韓国特使に首脳会談への協力を約束~】
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180313-00000042-nnn-pol
【産経ニュース~安倍晋三首相が韓国特使と面談~】
http://www.sankei.com/politics/news/180313/plt1803130037-n1.html

北朝鮮が歩み寄りを見せ、米朝首脳会談の開催に向けて前進していることは、国際社会にとって地政学的リスクの減退を意味し、非常に有意義なものである。しかし、過去に北朝鮮は何度も約束を反故してきたし、手のひら返しをしてきたのは紛れもない事実である。米国による軍事行動が目前に迫り、慌てて平昌オリンピックに参加、南北首脳会談を設定し、そして極めつけは米国との直接対話に乗り出してきた。「頼むから斬首作戦はやめてくれ。とりあえず待ってくれ」という命乞いをしているのだ。

実際、金正恩委員長の言う「非核化」とは何を意味するのか。核開発の「一時的な停止」なのか、それとも「廃棄」なのか―—その辺が極めて不透明だ。仮に「朝鮮半島における非核化」ということなれば、在韓米軍の核ミサイルも半島から除去しなければいけなくなる。段階を踏むにしてもあらゆる意味で障壁が高いと思われ、スムーズに「米朝友好」が進むとは思えない。

そして米国ではティラーソン国務長官が更迭。後任は対北朝鮮強硬派であるポンぺオCIA長官が就任することになった。融和ムードに傾いていた米国の対北朝鮮政策に水を差す可能性が高く、米朝首脳会談の開催は一筋縄ではいかなくなった。再び地政学的リスクが高まり、株価の下押し要因となりそうだ。

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