中国が米国をWTO提訴へ、貿易摩擦を巡る懸念は続くか

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【毎日新聞~中国反発、WTO提訴~】
https://mainichi.jp/articles/20180404/k00/00e/020/273000c

 

マーケットが警戒しているのは、米中の貿易戦争がエスカレートしていくことだ。「報復に次ぐ報復」となり、対象品目、金額が雪だるま式に増えることだ。

そもそもコトの原点(発端)となっているのは、米国の対中貿易赤字である。2016年時点で3470億ドルと巨額となっており、トランプ大統領はこれを解消させたいと考えている。経営者として「赤字は損」という感覚が強いのだろう。

しかし、国際収支の面から見ると、貿易赤字は経常収支の一項目であり、最終的には資本収支とのバランスでゼロになることになっている。つまり、アメリカという国はモノやサービスを輸入する対価として、その分、お金を払っているということだ。そのお金はFRBが発行するドルであり、政府が発行する米国債などの買い付けの原資となっている。コインの裏表のように、財政赤字の反対側に経常赤字(貿易赤字を含む)が位置しているのである。

逆の言い方をすれば、米国は実力以上に「過剰消費」しているということ。お金という紙を刷ったり、払ったりするだけで、モノやサービスを受け取ることができているのだ。それがアメリカが今までしてきたこと。強力な軍事力を背景にドルを防衛し、他国から見ればこの不合理な金融・経済取引を継続させていたのだ。

なので、トランプ大統領がそれを知っているかどうかは分からないが、貿易赤字の解消に動くということは、このバランスをいったん崩すということ。言い換えれば、「アメリカ人が分相応な生活をする」ということだ。その延長線上には「NO1の大国の座から降りる」ということがあるのかもしれない。結果的にトランプ大統領が目指す「米国第一主義」から離れることになり、「本末転倒」ということにもなりかねない。なので最終的にはその自壊のロジックに気づくことになり、無意味な貿易戦争は終止符を打つのだろう。

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