残業上限規制 『月100時間』労使が最終調整へ

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【Yahoo!ニュース-朝日新聞】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170309-00000010-asahi-soci

残業時間の上限を規制する動きは、経団連と連合の攻防、すなわち政党で言えば、自民党と民進党の争いとなっている。経団連に属する企業が自民党に献金し、その要望に応える政治。この馴れ合い構造が、現在の日本の政治を作っている。なので、労働力を搾取する側である経団連(大企業・自民党)は、残業時間をなるべく引き伸ばす方向で、決着を図りたい。それに対して搾取される側である連合(労働者、民進党)は、労働時間の削減、賃上げを要求している。そういったせめぎ合いが行われているのだ。

だが、だいたいこういう問題は、与党サイドで決着するケースが多い。以前のホワイトカラーエグゼンプションのように「すべてを管理職にしちゃえば、問題は起きない」的な斬新なアイディアが出てくる可能性がある。それぐらい悪知恵が働くのだ。この国は結局「低賃金で働かされる仕組み」が出来上がっており、しばらくはその流れからは逃れることができないのだろう。

そもそも日本の国際競争力は低下しており、労働者の単位時間における賃金も低下しやすくなっている。そのうちAIが労働市場を席捲し、失業者は一気に増加することになりそうだ。「職があるだけありがたい」といった感じになり、ますます資本家の発言力は増すことになるだろう。それが分かっているからこそ、経団連は高飛車な態度がとれるというものだ。これから本格的な「AI時代」を迎えるにあたり、「労働」という概念が劇的に変化する可能性がある。「労働?そんなもの必要ないよ。機械が全部やっちゃうから・・・」

 

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