本日の日経平均は124.08円安の19976.67円で取引を終了した。朝方から米株安、円高を嫌気して売り先行の展開。その後は下落幅を拡大させる場面もあり、リスク回避姿勢が強まった。ただ、売り一巡後は下げ渋る動き。ローソク足では下ひげが出現しており、この付近での押し目買い意欲の強さを示唆している。日経平均の日足チャートでは、窓空け下落。弱気相場に転じており、下方にファンダメンタルズの壁が存在していないことを意味している。直近の上昇が「ダマシ」であることを意味しており、中長期的な相場の方向性は下向き。投資家は改めて下方向を見なければならない。
♪ドドレミドラソ ドーレミドラソ ドドレミ ミソラ ラソラソミレ♪――そうご存知「下を向いて歩こう」である。この曲が流れたら、大名行列ではないが「下に~、下に~」である。逆らうと「切り捨て御免」となってしまう。