[参考URL]
【産経ニュース~“別人”のような低姿勢貫く~】
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240058-n1.html
【産経ニュース~加計学園『言った、言わない』~】
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240045-n1.html
本日は参院予算員会で閉会中審査が行われる。安倍首相と民進党の蓮舫代表の直接対決ということになるが、現状では何も変わらないだろう。
そもそも安倍首相が閉会中審査に応じているということは、政権存続に意欲を示しているということ。もし、白旗を挙げるのであれば、昭恵夫人の証人喚問でも何でも応じているはずだ。そういう肝心なことをしないで、閉会中審査で誤魔化しているのであり、これで何とか乗り切ろうとしている。8月の内閣改造で新味が出てくれば、この問題は徐々にフェードアウトしていくことになるだろう。それが狙いである。
そういう意味では安倍政権はもうしばらく続くことになる。「死に体内閣」であることには間違いないのだが、なにせ「ポスト安倍」が存在しない。安倍首相を積極的に引きずり降ろそうという勢力がいないのだ。麻生・石破の両氏が「様子見」を決め込んでいる今、安倍体制がすぐに崩壊することはないだろう。株価は「安倍存続」であれば、無理に売られる筋合いはない。相場が何とか保っているというのは、そういった背景があるのだろう。日経平均のチャートは弱気形状だが、現時点で「安倍辞任=アベノミクス終了=外国人売り」という最悪の展開にはなっていない。