米中応酬で対立泥沼化か…世界に与える影響と今後の日経平均

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【産経ニュース~米中応酬、対立泥沼化~】
https://www.sankei.com/world/news/180823/wor1808230038-n1.html

 

株式市場にとって「米中貿易戦争」は一定水準で織り込み済みの材料。なので、実際に第2弾が発動しても、マーケットは嫌気することはなかった。これから行われる「第3弾」は規模の大きいものになりそうだが、市場はここまでは十二分に織り込んでいる。むしろ、次官級の会談が開かれるなど、「妥協」に向けた下準備は進んでいる。むしろこっちを好感しているフシがある。

11月には米中間選挙が行われる。トランプ大統領としてはここまでは強硬姿勢を貫きたいと考えており、途中での妥協はないだろう。焦点となるのは、その後のトップ会談だ。APECなどの国際会議の場で、米中首脳会談が行われることが予想され、ここで一定の合意があると見るべきだろう。そういった意味では、足元の次官級会議は地ならしにすぎない。具体的な内容が出てくるわけもなく、そういった一連の作業の「初歩の段階」であると思われる。マーケットはそれを理解しており、今回の制裁および会議をそれほど材料視していない。視線は「11月以降」に向いているのだ。

そして今晩、ジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が講演。ここで金融政策について、何らかの発言があるだろう。もちろん、パウエル議長が主張することは、FRBの米政府からの独立性である。足元、トランプ大統領は利上げをけん制する発言を繰り返しており、FRBは改めて政治圧力を否定する必要が出てきている。あと年2回の利上げを既成事実化する可能性が高く、同時に引き締め色を緩めるのだろう。そういった巧みな操縦が行われ、無難に金融政策を遂行するに違いない。マーケットでは「サプライズなし」との評価となり、無事、来週の相場へとつながりそうだ。日本株はイベントリスク後退から緩やかに上昇。日経平均は22600円付近のボックス上限を試しに行く流れとなりそうだ。

 

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