米ロ首脳会談、G20で開催…INF全廃条約問題が焦点

ブログ:黒岩が斬る!!

[参考URL]

【朝日新聞~米ロ首脳会談、G20で開催へ~】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000004-asahi-int

 

米国が一方的にINF(中距離核戦力)全廃条約から離脱を表明したことで、米ロの対立が再び激化するとの見方がある。しかし、冷戦終結以降、こういった条約は有名無実化しており、トランプ大統領が改めて離脱を表明したところで、実質的な意味はほとんどないと思われる。大陸弾道弾ミサイル(ICBM)と、それに搭載できる核兵器1つを持っているだけで、十分な戦力と判断される昨今。北朝鮮が「核保有国」になりたかったのは、国際社会での立場を向上させるため。発言権を得るためでもあった。たとえ一発だろうが「核保有国」という意味では、まったく同じだからである。

米ロの対立構図は、それほど深刻化しないとみる。なぜならば、トランプ大統領とプーチン大統領は「呉越同舟」であるからだ。トランプ大統領はナショナリズムを主張し、グローバリズムを進める各国から強い批判を受けている。一方、プーチン大統領のロシアはクリミア併合などを理由に、国際的な制裁の対象となっている。批判の対象は違えども、先進各国と一線を画している状況は酷似しているのだ。だから、どこかで気脈が通じていると言っても良いだろう。

また、別の側面からみれば、アメリカ、ロシアともに産油国であることに間違いはない。足元の原油価格の下落で不利益を被る立場となっており、原油価格の動向では思惑が一致するはず。トランプ大統領は現時点で原油安を望んでいるが、一方的な下落が続いた場合は考えを改める公算が大きい。原油価格の下落は、取引通貨であるドルの需要を減退させる意味もあるからだ。それに気が付けば、極端な原油安は許容できないとの立場をとるはず。もちろん、原油下落でドル安となれば、米国の輸出企業にとって恩恵はあるが、同時に「強いアメリカ、強いドル」が崩れることになり、トランプ大統領の政策は失敗する恐れも出てくる。まあ、この辺は難しいところなので、何とも言えない部分はあるが・・。

全般的に言えることは、米ロ首脳会談でマーケットが大きく動くことはなさそうだ。表面上は対立姿勢を見せていても、グローバリズムを遂行する国際社会から排斥されている両者の立場は同じ。全面対決する意味はあまりない。マーケットはこのイベントを静観するしかないだろう。

 

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