[参考URL]
【読売新聞~NYダウ終値、大幅反発…米景気の堅調さ確認~】
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190105-OYT1T50004.html
米雇用統計が好調――これは株式市場にとって、素直に好感すべきことだろう。ただ、この手の経済指標はあくまでも「過去の数字」であり、未来の予想に役立つものではない。あくまでも「バックミラーでうしろを見ているだけ」であり、「轍(わだち)」でしかないのだ。
投資家が注視しなければならないのが、パウエル議長の「利上げ打ち止め発言」だ。これに対してマーケットは上方向で反応し、NY株が急上昇となった。「利下げ→株高」の連想が働いたからである。
しかし、我々は経験的に「利下げ局面=景気後退局面」であることを知っている。景気に赤信号が灯っているからこその利下げであり、そういった場面では、株価は下落する確率が高い。なので、今回のパウエル発言による株高は、「一過性」である可能性が高く、本日の日本株の上昇に関しても「持続性に疑問」が残るのだ。本日、日経平均のチャートは強気形状へと変化する可能性は高いが、それほど信頼性の高いものではない。
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