本日の日経平均は195.90円高の20359.70円で取引を終了した。朝方から米株高、円安を受けて堅調スタートとなったあとは、高値圏での膠着相場。1月限の特別清算指数(SQ)が20290.67円に決まったことで、これが短期的な下値サポートラインとして機能。堅調な値動きの要因となった。日経平均の日足チャートでは、小陽線が出現。週末要因もあり積極的に上値を買い進む動きにはなっていないが、相場の方向性は上向き。強気形状は崩れていない。昨日の下落によって適度な振るい落としが行われており、いったん需給は改善。改めて上値を試しやすい状況にあるようだ。チャート上は上方の窓(20841.34円―20880.73円)を目指す順番であり、あと550円程度の上昇余地がある。比較的安心して見ていられる相場となっている。
「いいか、右足の次は左足だ。左足の次は右足、間違えるな。ゆっくり焦らず、登っていけば、必ず上に行ける」--そう、ハシゴの登り方だ。二本の足がしっかりと地面についているので、決して倒れることはない。理論的には・・・。