[参考URL]
【時事通信~「平成の、その先」7回連呼=安倍首相~】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019012800640&g=pol
【日経新聞~施政方針演説全文~】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40567100Y9A120C1000000/
安倍首相にとって重要なのは、自身にとっての任期をまっとうすること。東京オリンピックをホスト国の首相として迎え、できれば憲法改正に踏み切りたいと考えている。そのためには、今夏の参院選、場合によっては衆参同時選挙を無難に乗り切り、21年9月の自民党総裁の任期を迎えたいと考えていることだろう。「歴代最長の在任期間」も魅力的に映っているはずだ。
当然、ヤマ場となるのは、10月の消費税増税、その前の参院選(衆参同日選)とうことになる。ここで増税を争点とすることなく、無難に乗り切りたいことだろう。モリ・カケ問題も完全に厭戦ムード。昨日召集された通常国会では、「統計不正」が前面に立っており、安倍政権を追い込むには力不足。野党も主導権争いに終始しており、早期の連携、再編の流れは難しそうだ。安倍首相は「鬼の居ぬ間に・・・」ということで、「衆参ダブル選挙」を仕掛けてくるかもしれない。ここが最大のヤマ場となる。もし、ここで自民党が敗北することになれば、安倍首相の念願が叶わず、退陣の流れになるかもしれない。コトは慎重に運ばれるはずであり、そういった意味で政治激変は見込みづらい。5月の新天皇即位、改元によって、国民がお祝いムードとなることも予想される。そういった浮ついた雰囲気のなかで、物事は粛々と進めてられて行くだろう。安倍首相の施政方針演説では「平成のその先も首相でいたい」という強い気持ちがよく伝わってきた。
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